商品プロモーションビデオですが、株式会社インディゴで最も多く受注させて頂いている案件です。
退屈な商品ビデオにならないために、、、
今回は主に映像内の文字やデザインについてコツや注意点をご紹介します。
まず、何故、商品プロモーションビデオを制作するのかという事ですが、
・映像でしか伝えられない商品の動き
・良い意味で一方通行で説明出来る
ということが商品プロモーションビデオを制作する上でのメリットです。
1つ目の「映像でしか伝えられない動き」に関しては、例えばエアコンの気流がどうなるとか、エンジンがこう動くなど動きを説明したい時にはwebやカタログの静止画メディアより動画の方が優れていることは容易に理解できますが、例えば下記の様に従来のエアコンと新商品のエアコンで気流の動きを表現する場合は動画が有効です。
しかし、問題は2つ目の「良い意味で一方通行で説明出来る」という動画の特性ですが、これが商品プロモーションビデオを作る上で最も重要なことだと思います。
「良い意味で一方通行で説明出来る」ということですが、言い換えると時間軸が一方通行という意味です。
チラシやwebの静止画メディアも一方通行ですが、映像は時間軸もコントロールしています。
クライアントさまで多い傾向として、文字や要素を
「言いたい事を全部映像に入れたい」
「パンフ、カタログに書いてあるから入れたい」
とご依頼を頂きますが、
細かく説明するのはパンフやカタログ、webに任せて商品プロモーションビデオでは何となく、良さそうな商品、何となく清潔なイメージというブランディングを高めるイメージで制作する事をお勧めします。(もちろん映像の種類によっては細かく説明していくこともございます)
その理由としてはやはり人間の集中力です。
株式会社インディゴではだいたい3分から5分の映像にまとめるようにしています。
5分を超えてくるとそれ以降は見ている人に情報が入りません。
ですので、やらない方がいい事としては情報を入れすぎて、
秒数を長くしない
ということが挙げられます。
逆にやった方がいい事は、
出来るだけ秒数を短くして言いたい事をまとめる
という事になります。
文字情報の整理、文字を出すタイミング
次に上げるのは、画面内の文字情報の整理、レイアウト、タイミングです。
映像では時間が進んでいくため、どれだけの情報をどれぐらいの時間をかけて表示させるかがポイントになります。
全体の秒数は短くしたいので、
出来る限り各画面で伝えたい事をシンプルにデザインするのがベストです。
株式会社インディゴでもクライアント様や代理店様から頂いた文字原稿に手を入れさせて頂くことがよくあります。
しかし、カタログやパンフ、webのレイアウトとデザインという部分では似ていますが、
映像は時間をコントロールすることが出来るためデザインに加えて目立たせたいものを光って表示させたり、遅らせて出てきたり、ふわっと柔らかく出てきたり、、、と
映像では文字のタイミングや出し方をコントロール出来て、伝えたい事をより強くアピールする事が出来ます。
難しいことを見ている人に分かってもらいたいというコンセプトで製作したのは下記の映像です。
クライアント様からは従来ならパワーポイントの様にしか説明できなかったものを3DCGや図や文字を用いて分かりやすくまとめて頂いた、と高評価を頂きました。
こういう見ている人に伝わるか伝わらないかの判断の連続で商品プロモーションビデオを製作しています。
商品プロモーションビデオで文字、デザインに関して「やった方がいい事」と「やらない方がいい事」を紹介させて頂きました。