「動画編集を受注するにはどんなスキルが必要?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・動画編集を受注する為に必要なもの
・動画編集を受注する為に重要なスキル
YouTubeの広がりとともに動画編集を受注する事にも注目が集まっており、副業などで仕事をおこなう方が増えています。
興味がある方も多いと思いますが、動画編集を受注するにはどんなスキルが必要なのでしょうか。
そこで本記事では、動画編集の受注に必要なものと重要なスキルをご紹介します。
これから動画編集をしてみたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
創業15年の大阪の映像制作会社、株式会社インディゴの代表。映像業界で20年の経験を誇る。
2006年に単身でオーストラリアに渡り1年弱、現地の映像制作会社の業務に携わり、帰国後に独立しインディゴを創業。
映像に関する、企画、演出、撮影、CG制作など多くの見識があり実績として、クボタ、ダイキン、パナソニック、ハウスウェルネスフーズなど様々な関西大手企業の映像制作を手掛けている。
動画編集を受注する為に必要なもの3選
動画編集を受注する場合、以下の3つは必ず必要です。
・スペックの高いPC
・安定したネット環境
・編集ソフト
それぞれ詳しく見てみましょう。
スペックの高いPC
動画編集を初めて受注する場合、なるべく安価なPCを購入したいと考える方もいますが、スムーズに作業を進めるためにもある程度スペックの高いPCが必要です。
費用を抑えたい方も、以下のスペックは満たしているものを選ぶと良いでしょう。
・CPU:Core i7以上
・メモリ:16GB以上
CPUは人間でいう頭脳にあたる部分で、性能が高ければ高いほど高度な作業も対応できます。
CPUメーカーの「インテル」が出しているものであれば、Core i7以上を選ぶと確実です。
メモリはデータを一時的に保存するためのスペースで、どんな動画編集をおこなうかによって必要な容量は変わりますが、一般的な動画編集であれば16GBを選びましょう。
もし予算に余裕がある場合は、32GB以上を選ぶのがおすすめです。
他にもストレージの容量やモニターの大きいものなど、予算に合わせてスペックの高いPCを選んでください。
安定したネット環境
動画編集は動画データのダウンロードやアップロードなどを頻繁におこなうため、安定したネット環境は必要不可欠です。
普段からYouTube動画などを問題なく視聴できている場合は大丈夫ですが、接続が遅くスムーズに視聴できない場合はネット環境を見直す必要があります。
速度が遅いネット環境では、動画データのダウンロードに数時間かかってしまうこともあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
編集ソフト
動画編集ソフトは無料から有料までさまざまなものがありますが、仕事をしていく場合は機能の整った有料のソフトを選びましょう。
編集ソフトをどれにするか迷う場合は、「Adobe Premiere Pro」がおすすめです。
ハリウッド映画の編集などでも使用されているプロ仕様のソフトですが、初心者の方にも使いやすいように無料のチュートリアルなどでさまざまな情報が公開されています。
また、Adobe Premiere Proでの編集を指定している案件も多いため、操作に慣れておくと効率よく仕事を受注できるでしょう。
動画編集について詳しく知りたい方は、下記の記事で解説しています。
動画編集を受注する為に必要な3つのスキル
動画編集を受注する際、どんなスキルが必要なのでしょうか。
ここでは、これから動画編集を受注したいと考えている方に必要なスキルをご紹介します。
営業力
動画編集をおこなう際、技術があったとしても仕事を受注できなければ意味がありません。
依頼するクライアントはなるべく経験豊富な人に発注したいと思うため、実績が少ないうちは仕事を受注しづらい傾向にあります。
クラウドソーシングやSNSなどで実績を積んでいけば、自然と仕事を受注しやすくなるので、興味がある案件にはどんどん営業をかけてください。
また、自分が興味がある企業などに直接連絡して仕事を受注するのも効果的です。
提案文などを添えて連絡する必要がありますが、直接やり取りをする方が目に留まり仕事に繋がりやすいこともあります。
動画編集の代行の仕事を得るには、自分ができることを積極的にアピールし売り込んでいく営業力が必要です。
コミュニケーション力
クライアントとの信頼関係を築き継続的に仕事を受注するためにも、コミュニケーションは欠かせません。
クライアントがどんな動画を望んでいるのか始めのうちは分からないことも多いため、こまめにコミュニケーションをとって確認することが大切です。
また、作業の進捗状況などをきちんと連絡しておくと、クライアントに安心感を与えられます。
日々のこまめなコミュニケーションは信頼関係の構築に役立ち、仕事の継続に繋がるだけでなく単価交渉もスムーズに受け入れてもらえる可能性が高まります。
メールだけのやり取りでも適当にせず、コミュニケーション力を意識しておくと良いでしょう。
交渉力
動画編集の単価は、YouTubeのような動画であれば、1本(10分程度)につき平均5千円です。
動画の内容やクライアントによって報酬額はさまざまですが、3千円程度の低単価なものから1万円を超える高単価なものまで幅が広いので、あらかじめ業務内容や単価をしっかりと確認しておく必要があります。
始めは単価が低くても継続する中で単価アップできることもあるので、クライアントとの信頼関係構築や自分の技術向上などをおこないながら、交渉力を磨いてください。
まとめ
本記事では、動画編集を受注する為に必要なものと重要なスキルをご紹介しました。
動画編集を受注するためには営業力やクライアントとの信頼関係構築など、基本的な動画編集の技術以外にも重要なことがたくさんあります。
動画編集の代行で報酬を得ていくためにも、基本的な技術に加えてさまざまなスキルを身につけてください。