少し前の事例になりますが、ダイキン工業株式会社様のエアコン「うるさら」シリーズの映像を制作させて頂きました。
ネットの製品ページには「製品動画」が欠かせない時代になってきていますが、製品の魅力をしっかり伝えるには製品の撮影だけよりも、コスパに優れた3DCGによる訴求が欠かせません。
3DCGであれば、何度でもやり直しが可能で納得のいく仕上がりに調整することが可能なので実写で撮影するよりも安くつく、ということが珍しくありません。
映像内で製品が透けて内部の説明をしたり映像後半で室外機が熱い真夏から冬の雪になるシーンもCGならではの表現ではないでしょうか。
他にも気流の流れや温度の変化、湿度、エアコン内部の構造などを実物以上に分かりやすくし、CGならではの表現に拘り、映像を見た人がうるさらの特徴を掴んで頂けるような表現にしています。
クライアント様のご要望は「以前までの映像は派手な展開のものが多かったが、今作からは技術力をしっかり見せたい」というご要望でしたので語り口調のテロップで、製品の良さ、特徴を実験映像、3DCGを交えながら展開していく構成となりました。
またBGMや音の表現にも拘り、音楽は静かすぎず、語り口調のテロップが頭に入りやすいBGMにし、また季節感を再現するため、要所で夏や冬を効果音で再現しています。
製品プロモーション映像で重要なことは、その製品を理解できる、欲しいと思ってもらえるかだと思うのですが、
本映像を制作したスタッフの1人が実際にうるさらを購入しましたので、構成や見せ方が効果的だったと自信を持っています。
エアコンの3DCGはクライアント様からご提供のCADデータをお借りし、弊社のCGソフトでアニメーションを施しています。
制作期間は初稿まで4週間、納品までプラス2週間。計6週間で制作させていただきました。