今回は大阪ビジュアルアーツアカデミー専門学校様の紹介映像を制作した事例になります。
大阪ビジュアルアーツアカデミー専門学校様は映像、音楽などエンタメ業界に特化した専門学校様です。
他校も含め専門学校は少子化に伴い生き残りをかけ他校に負けないよう様々な差別化を行なっていますが、弊社からマーケティング戦略に基づいた映像制作をご提案し採用頂きました。
どの様なマーケティング戦略に基づいた映像なのか詳しく解説させて頂きます。
クライアントオーダー
映像を制作するにあたり、クライアント様から映像に対するオーダーは学校の魅力を伝えたいというシンプルなことであり、クライアント様の一番の魅力は「徹底した全力現場主義」という事で、普段の授業から実技を多く取り入れ、実際の現場を経験するチャンスも豊富にあるという事でした。
その中で弊社からクライアント様にヒアリングさせて頂きましたが、弊社が考えたのは、
・ホームページやパンフレットで伝えきれない、映像でしか伝えられないものは何だろう
・どの様な事をクライアントの専門学校様は考え、悩みを抱えておられるのだろう
という点でした。
ご提案内容
弊社でご提案させて頂くにあたり学校様のお悩みの仮説を立ててみました。
・入学検討している見込み学生にライバル校との比較される事
・または自校の魅力を正確に伝える事に苦労しているはず
というお悩みがあるはず、という仮説です。
今回のクライアント様の専門学校は音楽や映像関連のエンタメ系の専門学校で近くのライバル校は派手な宣伝やCMをバンバン打って、大きな夢やメジャー感のイメージを全面に押し出している専門学校さんになります。
この様な他校との比較はマーケティングやポジショニングの分野になり一見映像とは無関係ですが、弊社は極力マーケティングやクライアント様のお悩みに応えれるような映像制作を心がけています。
そういう中で弊社が提案した映像の企画案は、「徹底した全力現場主義」というクライアント様専門学校のコンセプトを伝える為に、ドキュメンタリー風で生徒のインタビューを交えた映像構成、という提案でした。
「徹底した全力現場主義」というコンセプトを”映像用に演出され作られた世界観”ではなく、ありのままの真剣な姿、努力する姿、夢へ向かう姿、を撮り、如何にこの学校が業界への就職に一番の近道かという事を映像で表現するか、という構成です。
そしてこの構成が見事に採用され映像を制作させて頂きました。
映像制作の内容
様々な学科の現場を5日ほどかけて撮影し、インタビューも収録しました。インタビューはあえて整った環境ではなく、その場にいる学生を捕まえて撮影した様な雰囲気にしドキュメンタリー感を創出しています。
また、ありのままをそのまま撮るという事ではありますが、現役生徒さんが苦労していたり、仲間と協力したり、熱心な先生に教えてもらっていたり、という現場感が伝わるような映像を撮影し編集し、ナレーションも学生時代に苦労した先に夢が繋がっている、というストーリー構成にしております。
完成した映像は、専門学校とは思えないぐらいの現場感が出ており、クライアント様にも評価頂きました。