「動画編集に時間がかかってしまう…」
「プロのようなクオリティの高い動画編集がしたい」
そのようなご質問にお答えします 。
本記事の内容
・動画編集を効率よく進めるコツ
・動画編集のクオリティを高めるコツ
動画編集に慣れるまでは、時間がかかったり操作が上手くできなかったりと悩むことが多いでしょう。
しかし、コツを抑えれば、効率よくクオリティの高い動画編集ができるようになります。
そこで本記事では、動画編集を効率よく進めるコツとクオリティを高めるコツを初心者向けにご紹介します。
動画編集で悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
創業15年の大阪の映像制作会社、株式会社インディゴの代表。映像業界で20年の経験を誇る。
2006年に単身でオーストラリアに渡り1年弱、現地の映像制作会社の業務に携わり、帰国後に独立しインディゴを創業。
映像に関する、企画、演出、撮影、CG制作など多くの見識があり実績として、クボタ、ダイキン、パナソニック、ハウスウェルネスフーズなど様々な関西大手企業の映像制作を手掛けている。
動画編集を効率よく進める4つのコツ
動画編集は、短い動画でも仕上げるのにかなりの時間がかかります。
慣れている人でも10分の映像で1時間はかかるため、初心者の方であればなおさらでしょう。
まずは、効率よく進めるために以下の4つを実践してみてください。
・動画編集ソフトの使い方を把握する
・複数の作業を同時にしない
・ショートカットキーを使用する
・プリセットを保存する
それぞれ見てみましょう。
動画編集ソフトの使い方を把握する
「動画編集しながらソフトに慣れよう」と考える方もいるかと思いますが、ある程度使い方を把握していなければ効率が悪く、編集にかなりの時間がかかってしまいます。
使い方を把握していない方は、まず基本的な操作だけでも完璧に覚えてみてください。
YouTubeで動画編集ソフトの操作方法を紹介している方も多いので、活用しながら覚えると良いでしょう。
≫ 動画編集の手順|初心者でもYouTube動画を作れる7ステップ
複数の作業を同時にしない
動画編集を進めるうえで、カットやテロップ・エフェクト挿入など、複数の作業を同時におこなうのは効率が悪く、時間がかかる原因になります。
効率よく進めるためには、まず動画全体のカット編集を終わらせてから他の作業に移るのがおすすめです。
また、エフェクト挿入などはソフトが重くなり、動作に影響する可能性があります。
ソフトが重くなりうる作業はなるべく編集の終盤にして、作業効率が悪くならないようにしましょう。
始めのうちは分からないかもしれませんが、自分なりの編集パターンを決めておくのも効率よく進めるコツです。
カット → BGM・効果音 → テロップ → エフェクト など、大まかなパターンを決めて編集すると作業しやすく、時間短縮になります。
ショートカットキーを使用する
動画編集の際、ショートカットキーを使用することで作業の効率化ができます。
マウスで操作をするとクリック回数が多くなったり、項目を探すなどの手間がかかります。
しかし、ショートカットキーを使用すればキーボードを入力するだけなので、クリックや項目を探す必要はなく、時間短縮が可能です。
始めのうちはショートカットキー自体を覚える必要があり、キーボードを見ながらの作業で慣れないかもしれませんが、使っているうちに意識しなくても自然とできるようになるでしょう。
また、動画編集ソフトによってはショートカットキーをカスタマイズできるため、自分がよく使うコマンドを使いやすい位置のキーボードに設定するのもおすすめです。
片手でできる範囲に設定すれば、さらに効率化が測れるでしょう。
プリセットを保存する
動画編集ソフトでは、エフェクトや素材などをプリセットとして保存する機能があります。
たとえば、動画編集で頻繁に使用するエフェクトを設定しておけば、何度も同じ作業をせずに済むため、効率アップが可能です。
動画編集ソフトによって異なりますが、自分で設定したりあらかじめプリセットが収録されていることもあるので、上手く使用することで大幅な時間短縮になります。
動画全体の質を高める5つのコツ
基本的な動画編集をマスターして効率良く作業を進められるようになったら、プロのような質の高い動画を目指しましょう。
以下の5つを意識してみてください。
・クオリティの高い素材を使用する
・エフェクトの特徴を知って活用する
・テロップを工夫する
・BGMを工夫する
・シンプルな編集を心がける
ひとつずつ解説していきます。
クオリティの高い素材を使用する
BGMや効果音、画像などさまざまな素材を動画編集に使用しますが、素材のクオリティが低ければ、動画全体のクオリティも低く見える可能性があります。
素材の1つ1つが動画のイメージに合っているか、音や画像の質は悪くないかなど、細かく確認しましょう。
最近はフリー素材が充実しており、無料でも良いものはたくさんありますが、よりクオリティが高い通量素材を活用するのも大切です。
素材は動画全体の雰囲気を左右するので、こだわってクオリティの高いものを選んでください。
エフェクトの特徴を知る
動画編集ソフトに収録されているエフェクトの特徴を知って上手く活用することは、動画のクオリティを高めるためにとても重要です。
エフェクトを挿入すると動画がどんな見え方になるのか、それぞれの特徴を知り使いこなせるようになれば、動画のクオリティはぐんと上がります。
エフェクトは種類が多くすべて覚えるのは大変ですが、動画のイメージに合わせて適したエフェクトを選ぶためにも特徴を知っておきましょう。
また、プロが編集した動画ではどんなエフェクトが使用されているのか、研究して真似るのも効果的です。
テロップを工夫する
テロップは視聴者の理解度を高めたり、動画を印象付けたりと大切な要素です。
ただ文字を入れるだけではなく、大きさや色などを工夫するようにしましょう。
視聴者が見やすいサイズにしたり、表示される位置やタイミングなど細かく工夫することで動画のクオリティが上がります。
また、エフェクトで動きをつけることで印象が変わるので、さまざまな組み合わせを試して動画のイメージに合うものを選んでください。
BGMを工夫する
テロップ同様、BGMを工夫することで動画の印象が変わります。
視聴者に動画でどんな印象を与えたいのか考え、シーンごとにBGMを選びましょう。
また、同じBGMでも音量の大小でイメージが変わるため、細かく調整してみてください。
シンプルな編集を心がける
クオリティを気にしていると、さまざまな編集を盛り込みたくなるかもしれません。
しかし、動画の内容によっては、シンプルな編集の方が良いこともあります。
編集を加えすぎると動画の内容が伝わりづらくなる可能性もあるので、なるべくシンプルな分かりやすい編集を心がけましょう。
動画全体で統一感をだし、ごちゃごちゃさせないように注意してください。
まとめ
本記事では、動画編集を効率よく進めるコツとクオリティを高めるコツをご紹介しました。
動画編集は1本1本に時間がかかり、覚えることもたくさんあるため、慣れるまでに挫折する方が少なくありません。
負担なく続けていくためには、コツを知って効率良く進める必要があります。
また、仕事を継続して受注するために、クオリティを高めるコツを知ることが大切です。
まずは基本的なことから実践して、動画編集を楽しんでください。