【徹底解説】映像制作の主要なジャンルと職種とは?初心者向けに紹介

「映像制作にはどんなジャンルがあるの?」

そのようなご質問にお答えします。

本記事の内容
・映像制作の主要なジャンル
・映像制作の職種と仕事内容

映像制作と一括りにいってもジャンルは多く、それぞれ特徴が異なります。

また、携わる職種も多岐に渡り、仕事内容も大きく異なるのが特徴です。

そこで本記事では、映像制作の主要なジャンル、職種と仕事内容についてご紹介します。

これから映像制作を始めたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

映像制作の主要なジャンル

映像制作の主要なジャンル

映像制作の主要なジャンルについて、ビジネスシーンでよく用いられる映像を中心にご紹介します。

1.会社紹介映像

会社紹介映像は、顧客や取引先、求職者に対して会社の理念・事業内容・仕事内容などを紹介し、認知拡大・信頼度アップを図るための映像です。

映像の目的は何か、ターゲットは誰か細かく絞って、事前に方向性を設定する必要があります。

2.ブランディング映像

ブランディング映像は、会社の商品やサービスをユーザーに知ってもらい、ブランドとの繋がりを強めることを目的とした映像です。

ブランドの世界観に合った内容、商品・サービスの特徴や使用感を分かりやすく伝える映像が求められます。

≫ブランディング動画で魅力倍増!効果的な制作ポイントと事例をまとめて解説

3.商品・サービス紹介映像

商品・サービス紹介映像は、ユーザーの購買意欲を掻き立て、実際に購買へとつなげるための映像です。

商品やサービスを通してどんな悩みを解決できるのか、ユーザー自身が使ったらどうなるのか想像できるようなストーリーにするのがポイントです。

4.広告映像

広告映像は、webサイトやSNSなどでユーザーに対して宣伝を行うための映像です。

たとえば、YouTubeを再生したときの初めや途中に流れる映像も広告映像になります。

伝えたい情報を短時間にまとめ、ユーザーのインパクトに残るような内容にするのが大切です。

≫動画広告の制作|本当は教えたくない5つのポイント

5.インタビュー映像

インタビュー映像は、社長や社員、顧客の生の声を公開し、会社への関心や信頼アップを図るための映像です。

インタビュー内容を事前に決め、スムーズな受け答えができるように準備する必要があります。

また、視聴者が飽きないよう、カメラアングルを変えるなどの工夫も大切です。

≫インタビュー動画|活用のポイントと3つのメリット

6.採用映像

採用映像は、求職者向けに会社の魅力や事業内容、求める人材などを紹介するための映像です。

言葉だけでは伝えきれなかった情報を映像化することで分かりやすくし、採用のミスマッチを防ぐ目的もあります。

新卒や中途採用などターゲットを明確にするだけでなく、どの媒体で配信するのかも重要です。

また、社長や先輩社員のインタビュー映像を組み合わせるのも有効でしょう。

7.マニュアル・ハウツー映像

マニュアル・ハウツー映像は、業務内容や商品・サービスの利用方法を紹介するために用いる映像です。

たとえば、業務の手順をまとめた映像はマニュアル映像、料理の作り方を解説する映像はハウツー映像にあたります。

知りたい情報をすぐに得られるよう、分かりやすくコンパクトにまとめた映像にするのがポイントです。

8.研修・教育映像

研修・教育映像は、名前の通り社内の研修や教育を行うための映像です。

映像を見た受講者がどんな風になってほしいのか、具体的な目的を設定した映像作りが求められます。

9.IR・広報映像

IR・広報映像は、株主や投資家に向けて会社の業績や今後の見通しなどを発信する映像です。

映像を用いて、株主や投資家との関係性を築いていくことを目的としているため、分かりやすい情報と、会社の想いが伝わるストーリー性も求められます。

10.イベント映像

イベント映像は、イベントの空間演出のために用いる映像です。

参加者を盛り上げたり、イベント会場の一体感を生むことを目的としています。

どんな映像が流れていたら参加者の気分が上がるかなど、参加者目線での映像制作が求められます。

また、編集やBGMなども、イベントの内容に合わせて工夫する必要があるでしょう。

11.アニメーション映像

アニメーション映像は、イラストや文字などに動きをもたせた映像です。

実写では表現できない内容も、アニメーション映像であれば自由に実現できます。

アニメーションにはさまざまな手法があるため、特徴を理解してイメージに合うものを選ぶ必要があります。

≫アニメーション動画の作り方|おすすめソフトや外注にかかる費用は?

映像制作の職種と仕事内容

映像制作の職種と仕事内容

映像制作のジャンルが分かったところで、職種と仕事内容についても見てみましょう。

構成・放送作家

映像制作の土台にあたる、企画・構成や台本を作成する職種です。

企画・構成がきちんと決まっていない状態で制作してしまえば、何を伝えたいのか分からない映像になってしまうため、映像制作の中でも重要なポジションと言えます。

制作スタッフ

制作スタッフは、大きく以下4つの職種があります。

・プロデューサー
映像制作の総責任者にあたり、全体の予算やスケジュール管理なども行います。

・ディレクター
プロデューサーの指揮に基づいて、制作や演出を行う監督にあたるポジションです。

・アシスタントディレクター
制作がスムーズに進むよう、ディレクターをサポートします。

・制作デスク
現場スタッフのサポートを基本とし、状況に合わせてさまざまな業務を行います。

技術スタッフ

技術スタッフは、大きく以下5つの職種があります。

・カメラマン
カメラワークやアングルを考えながら、映像を撮影します。

・照明オペレーター
照明機材を決め、撮影場所に合わせて調節をおこないます。

・音響オペレーター
映像に使用するBGMや効果音など、音全般に関する仕事です。

・編集オペレーター
カットやエフェクト、テロップ挿入などを加えるなど、ディレクターの指示に基づいて映像の編集を行います。

・CGクリエイター
CGを用いて、画像や映像、アニメなどを制作します。

美術スタッフ

美術スタッフは、大きく以下4つの職種があります。

・大道具
映像に使用するセットを作成したり、撤収作業を行います。

・小道具
映像に必要な小道具を選定し、撮影に合わせて準備します。

・衣装
映像に合う衣装を検討し、撮影に合わせて準備します。

・デザイナー
プロデューサー指揮の元、映像全体のデザインを担当します。

映像制作のジャンルごとに携わる職種は異なるものの、一つの映像を作るためには多くの職種が携わっています。

映像を作るという目的は同じでも仕事内容はそれぞれで違うため、自分には何が合うのかしっかりと考えてみてください。

まとめ

まとめ

本記事では、映像制作の主要なジャンル、職種と仕事内容についてご紹介しました。

映像制作のジャンルは幅広く、それぞれの特徴を理解しておかなければより良い映像は作れません。

また、職種や仕事内容を把握し、自分が本当にやりたいのは何かを考えることも重要です。

これから映像制作に携わりたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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