「動画広告を配信する場合、どれくらいの費用がかかるの?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・動画広告の制作費用と掲載費用
・効果的な動画広告を制作する3つのポイント
企業の認知拡大やブランディングなど、動画広告をマーケティングに取り入れる企業は増えています。
しかし、動画広告の制作費や掲載費などの費用がどれくらいかかるのか、不安に感じる方もいるでしょう。
そこで本記事では、動画広告にかかる制作費用と掲載費用について解説します。
効果的な動画広告を制作するためのポイントについてもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
創業15年の大阪の映像制作会社、株式会社インディゴの代表。映像業界で20年の経験を誇る。
2006年に単身でオーストラリアに渡り1年弱、現地の映像制作会社の業務に携わり、帰国後に独立しインディゴを創業。
映像に関する、企画、演出、撮影、CG制作など多くの見識があり実績として、クボタ、ダイキン、パナソニック、ハウスウェルネスフーズなど様々な関西大手企業の映像制作を手掛けている。
動画広告の制作にかかる費用
動画広告の制作にかかる費用は、依頼する制作会社によって異なりますが、「20~80万円」が平均的です。
ただし、内容によって費用は大きく異なるため、高ければ1,000万円程度することもあります。
費用に幅があるのは、動画広告の企画から制作、編集、撮影やCGなど、それぞれに費用が発生し、関わる人数や制作時間により、さまざまな要素で内容が変化するからです。
制作費用に関わる要素は大きく4つ
制作費用に関わる要素は、大きく4つあります。
1. 制作に関わる人数
企画・制作・編集、撮影、CGと各工程にはさまざまな職種の方が関わります。
それぞれに人件費が発生するため、人数が多ければその分費用も高くなるのが特徴です。
2. 制作に必要な時間
動画広告を制作する場合、最低でも1~3カ月程度の期間が必要です。
期間が長くなれば人件費もかさむため、費用が高くなります。
3. 機材や演者
カメラやマイクなどの機材に加え、演者を起用する場合は、それぞれに費用が発生します。
社内撮影であれば、社員を起用することで費用を抑えられるでしょう。
4. 台本や絵コンテの作成
セリフやシーンの詳細が分かる絵コンテなども、動画広告を制作する際には重要です。
短い動画広告でも作成する必要があるため、費用が発生します。
これら4つの要素を元に、制作費用は決まると覚えておきましょう。
動画広告掲載にかかる媒体別の費用
次に、動画広告を掲載する費用について媒体別にご紹介します。
YouTube広告
YouTubeに動画広告を掲載する場合、広告の種類によって費用は異なります。
代表的な3つの費用は以下です。
・インストリーム広告
動画の始めや最後、途中に掲載される広告です。
スキップできるタイプは、30秒以上視聴されると「2~25円」の費用が発生します。
また、スキップできないタイプは、1,000回表示されるごとに「400~600円」が相場です。
・ディスカバリー広告
検索結果画面などに表示される広告で、クリックされるごとに「3~20円」の費用が発生します。
・アクション広告
インストリーム広告と同じ形式で表示されますが、視聴ではなくクリックで費用が発生します。
1クリックあたり「3~20円」が相場です。
広告の種類によって費用も効果も変わるため、YouTube広告を掲載する場合は特徴を理解して選ぶ必要があります。
Instagram広告
Instagramに動画広告を掲載する場合、投稿の間に埋め込むインフィード広告やストーリー間に流れるストーリー広告があります。
どちらも100円からの入札形式になっており、自身で課金方式を選択できます。
・CPM:1,000回表示ごとに課金
・CPC:1クリックごとに課金
入札額が低いと広告の表示回数が少なくなる可能性もあるため、見極めが重要です。
また、課金方法で費用は異なります。
Twitter広告
Twitterに動画広告を掲載する場合、タイムライン上に表示されるプロモツイート広告が一般的です。
動画広告が2秒以上再生されたり、全画面表示にするなどのアクションが起きた場合に費用は発生します。
1再生ごとに、「5~20円」が相場です。
Facebook広告
Facebookに動画広告を掲載する場合、Instagramと同様、投稿の間に埋め込むインフィード広告が一般的です。
100円からの入札形式で、自身でCPM・CPCなどの課金方式を選択できます。
効果的な動画広告を制作する3つのポイント
制作費用・掲載費用についてご紹介しましたが、せっかく費用をかけて動画広告に取り組むなら、誰もが最大の効果を得たいと思うはずです。
ここでは、効果的な動画広告を制作するポイントを3つご紹介します。
伝えたい内容を絞る
動画広告の最適な長さは30~40秒程度と言われています。
短い時間内にユーザーへ情報を届けるためにも、伝えたい内容は絞るようにしましょう。
あれもこれも伝えようとすると、何を伝えたい動画広告なのか分からなくなってしまい、視聴してもらえません。
また、企業の印象自体を下げてしまう可能性もあるでしょう。
費用が発生する分、さまざまな情報を伝えたくなってしまいますが、なるべく1つの内容に絞り、見やすさ・分かりやすさを意識するのがポイントです。
ストーリー性を意識する
動画広告を長く視聴してもらうためにも、ストーリー性を意識するのがポイントです。
最初の数秒でユーザーに興味を持ってもらい、ストーリーが進むごとにどんどん惹き込まれるような構成が理想でしょう。
動画広告は効果の得やすいマーケティング手法の1つですが、「鬱陶しい」などと悪いイメージを持っているユーザーも少なくありません。
ストーリー性のある面白い動画広告であれば、見てもらえる可能性も高いので意識してみてください。
効果検証を繰り返す
企画から制作、掲載までの1連の流れを繰り返し効果検証することで、より質の高い動画広告を制作できます。
たとえば、企画内容を変えてみたり、撮影方法や演者を変更するなどの検証も有効です。
また、配信する媒体や課金方法は自社に合っているのかなども、細かく検証する必要があるでしょう。
1度の取り組みで良い効果を得られることは珍しいため、検証を行いながら少しずつ目標達成していくことが大切です。
まとめ
本記事では、動画広告の制作費用と掲載費用、効果的な動画広告を制作するポイントをご紹介しました。
動画広告をどんな内容で制作するのか、どの媒体に掲載するのかで費用は変わります。
また、得られる効果も異なるため、ご紹介したポイントを抑えて取り組んでみてください。
株式会社インディゴでは、企画・構成から撮影、編集とユーザー目線に立った映像を制作しておりますので、動画広告に関してもお気軽にご相談ください。